講義② 声の仕組みと改善のステップ
【「いい声」モデルを知ることで何が分かるか?】
・今何が課題で、どこにアプローチすれば解決できるのかが分かる
・免疫力アップ等の健康上のメリットについて理解できる
・必ず声は改善できることが分かる
【「いい声」モデル】
①姿勢
・筋肉と骨格を調整することで、質の高い呼吸が吸えるようにする
・姿勢の状態によって、声の響きは影響を受ける
・姿勢の改善を通して、血流改善や関節の痛み除去など健康上の利点がある
・あなた本来の声を自然に目覚めさせることができる
②呼吸
・1日2万回〜3万回行われている呼吸の質を高める
・口呼吸+浅い呼吸によって、多くの人が身体パフォーマンスを落としているため、そこから改善する。
・十分な酸素を吸うことで、細胞レベルで脳や内臓、筋肉の機能を高めて、声を出しやすくする
・声帯に当たる呼吸を調整することで、声の音に芯を作る。また、そのさきの表現の幅を作りやすくしていく
③共鳴(音の響きと滑舌)
・共鳴腔と呼ばれる身体の空洞、通称「5つのスピーカー」を効果的に活用する
・5つのスピーカーとは?「胸・喉・口・鼻の上・頭」、それぞれに特徴がある
・滑舌は、舌+表情筋によって高めることができる
④感情
・物事をどう理解するか、どう解釈するか?どの言葉を選ぶのか?
・制限的信念(リミティングビリーフ)と呼ばれる、自分の力を奪う思い込み(パターン)を手放す
・声を出す・話をすることが楽になるように、自分に力を与える信念をアップデートする
⑤セルフイメージ
・「私は誰なのか?」をデザインしていく
・「I am ○○.」(私は○○です)というイメージを、役作りをするように作っていく
・NLPなど、脳科学に基づいたコーチング手法によって切り替えることが可能
⑥伝え方
・セールス・プレゼンテーション・リレーションシップなどの「やり方」
・「やり方」も重要だが、そのやり方を効果的に活用する準備として、「声」が重要
・どのようなコミュニケーションも「声」から始まる
【プレゼンスボイス】
・「いい声」モデルによって習得する、あなたにしか出せない声
・プレゼンスとは、態度・在り方・存在感のこと。また、舞台などで「舞台映えする」ことを「プレゼンスがある」と表現することがある。
・脳だけでなく、心臓や腸にもニューロンがあり、感情ホルモンを出している
・姿勢や呼吸、マインドのコンディションを高めることで、心身のパフォーマンスを向上させ、全身のエネルギーを声で表現できるようにする